- じょうず
- I
じょうず【上図】うえに掲げた図。⇔ 下図IIじょうず【上手】(1)技術がすぐれている。 手際がよいこと。 また, その人やさま。⇔ 下手「字の~な人」「もめ事を~にまとめる」「聞き~」(2)言葉巧みなこと。 お世辞。 おじょうず。
「~を言う」
(3)囲碁・将棋で七段の位をもつ人。 江戸時代から昭和初期までの用語。﹛派生﹜~さ(名)~の手から水が漏(モ)れる上手な人でも, 時には失敗することがある。~の猫が爪(ツメ)を隠す才能のある人はむやみにそれを表したりしない。 能(ノウ)ある鷹(タカ)は爪を隠(カク)す。IIIじょうず【上種・上衆】身分の高い人。 貴人。 上臈(ジヨウロウ)。⇔ 下種「~にまじらはむに面立たしく侍るべきもなく/宇津保(国譲上)」IVじょうず【成ず】(1)出来上がる。 しあがる。 完成する。「八は悉地の~・ずる数也/盛衰記 19」
(2)なしとげる。 しあげる。「蛇身を転じて仏道を~・ず/曾我2」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.